12月17日(土)
ある研修のあと、総経理さんに研修の報告をしていたときのこと。
そのときの報告は、決して良い内容ではありませんでした。
こちらも、少し、眉をひそめながらの報告。
すると、総経理さんからこんな反応が。
「あっはっは、しょうがないよ、あいつは。高校卒業して3年間も同じ仕事してるんだから。
環境を変えてあげれば、違うものが見えてきて、学習する気も起こってくるんじゃないかな?」
ヒステリックにクビにするなどと考えるのではなく、
どうしたら生きてくるか、
をスタッフのことを思いやりながら考える。
『中国は、圏子(チュエンズ)の文化なんです』
という話を聞いたことがあります。
『圏子』というのは、グループの意味で、日本の『仲間』よりも、もっともっと強いもの。
で、中国人との人間関係は、このグループに入れてもらえるか、つまり、「身内として認められるか」で全然対応が変わる、という話だったんです。
この話を聞いたときの私は、「自分は、どう中国人たちの圏子に入っていけるか?」だけを考えていました。
でも、今回の総経理さんの話を聞いていて、ふと思ったんです。
「先に相手を自分の輪の中に入れるからこそ、相手も、自分を圏子の中に入れてくれるのでは?」と。
トップの懐の深さがあったから、この施設、安定してやってこれたんですね。当然、厳しさも必要なのですが、「仲間なんだから」という意識も必要だ、と。
そういう気持ちって、外国人どうしでも伝わりますもんね。